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神戸市の児童相談所(児相)が小6女児を追い返す!NPO法人の職員?

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~あり得ない事件!~

またも児童相談所の不祥事です。千葉県野田市で小4の栗原心愛ちゃんが亡くなった事件、東京都目黒区の船戸結愛ちゃん(5歳)が亡くなった事件など児童相談所がきちんと対応していれば…というニュースが続きました。児童相談所の対応の悪さは常に報道されてきたところです。

これらの事件を受けて、安倍首相は2018年には「痛ましい出来事を繰り返してはならない」として「児相の体制強化や情報共有の徹底、虐待事件の早期発見などの取り組みを急ぎ、抜本的改革をする」と言っていました。また今月9日には、”児相の専門職員を大幅に増員する考え”を表明したばかりです。

そんな中、あり得ない事件が神戸市で起こりました。また神戸市です。”いじめ教員たち”はどうなったのでしょうか?

神戸市中央区東川崎町1の市こども家庭センター(児童相談所)で当直業務を請け負うNPO法人の男性職員が、真夜中に助けを求めて訪れた小学6年の女児に対して「警察に相談しなさい」と伝えて追い返していたことが18日、同センターへの取材で分った。女児はその後、交番に保護された。

センターが夜間・休日の対応を委託しているNPO法人「社会還元センターグループわ」(同市北区)の男性職員。

女児は10日午前3時すぎ、一人で同センターを訪れた。インターホンを押して「家庭でもめ事があり、親から家を追い出された」と説明したが、男性職員は画面越しに「警察に相談しなさい」と対応。女児は約30分後、生田署の交番を訪れて保護された。

~”NPO任せ”に驚き!~

小6女児は「ママに『家を出て行け』と言われた」と訴えたそうです。当直の男性は、”特定非営利活動法人(NPO)社会還元センターグループわ”に所属する60歳を超えた男性とのこと。どこかの会社を定年して再就職のために”わ”に入って安い給料で働いていたのでしょう。

NPO法人と言えば、利益を求めないボランティア活動をしているりっぱな組織と思いがちですがそんな組織ばかりではありません。2014年には ”大雪りばぁねっと”の代表らが莫大な事業委託料を使い込み業務上横領で逮捕された事件を始め、たくさんの不祥事を引き起こしています。NPOとはNon-profit Organization ですが、金儲けはしませんが働いている職員たちは当然賃金をもらいながら働いているのですから組織的には非営利でも雇われている個人は非営利ではないのです。

セルフのガソリンスタンドは夜間になると業務を警備会社に委託している業者がほとんどです。警備員は車のことなど分からない高齢男性が多いのです。何かトラブルがあると会社の人に連絡をとったり警察に通報したりするくらいの仕事で、いわゆる”店番”です。

神戸市もガソリンスタンドとのそれと同じ感覚で、児童相談所の夜間や休日の業務をNPOの高齢者に”店番”させていたという感覚が信じられないのです。例えば今回の様に男性が女児を児相の中で保護して児相職員に連絡をとればいいと思っているでしょうが、ほとんどの職員は女性です。夜中に起きて顔を洗って化粧して、車で児相まで来るのにどんなに早くても小一時間はかかるでしょう。それでも今回のような案件では問題も起きないでしょう。

しかし、想像してみて下さい。虐待を受けていた親から逃げてやっとの思いでたどりついた児相。遅れて親がやってきて当直の高齢者に怒鳴り散らし、どうしていいか分からない高齢職員が110番通報しても警察が到着するまでには数分かかるのです。それまで何もなければいいのですが…。

職員を交代で当直させれば高齢男性の何倍もの手当もかかるため神戸市の財政の問題もあるでしょうから簡単ではないことは分かります。しかし、高齢男性は、仮眠中にインターホンが鳴って眠たい目をこすりながら、「なんだよこんな夜中に寝れやしねえ」と女児を追い返したのです。

関係者によりますと、相談員は「インターフォンの画面越しには高校生ぐらいに見え、ふざけているのかと思った」と話しているということです。

「真冬の午前3時に高校生がふざけて児相を訪ねてくるわけねえだろ!お前がふざけてんじゃねえか!」と怒鳴ってやりたいものです。

女児はその後警察に保護されたからよかったものの、凍死でもしていたら女児を追い出した”ママ”から莫大な損害賠償請求を受けることになったかもしれません。きちんと市職員に手当を支給して交代で当直勤務をさせるべきでしょう。

~神戸市は反省していない!~

問題はまだあります。この事件は今月10日に発生していますが報道機関が認知したのは18日です。1週間以上も後のことです。それまでなぜ神戸市は発表しなかったのでしょう。どのようにして報道機関がこの件を認知したかは定かではありませんが、神戸市が自ら反省して自発的に報道発表したものではないようだということです。

この件が報道されて世間に知られてしまってから初めて謝罪会見を開いたのです。「極めて不適切な対応で、申し訳ない」と謝罪しましたが心からそう思っているのであれば、自ら報道発表して謝罪するべきだったと思います。これでは本当に反省しているのかと疑ってしまいます。

~児相は国の組織に!~

児童の虐待事案自体が増加しているとは思いません。虐待を受ける子供たち自ら児相や警察に助けを求めるようになったり、近所で子供の泣き声が聞こえただけで警察に通報する人が増えたりしていることで認知件数が増えているのだと思います。このこと自体は良い事なのですが、相談件数や対応件数が増えすぎて児相職員の業務が過酷になったということが報道されるようになり、児相職員が可哀そうという声も聞こえてきますが、子どもを守ることは”国の施策”としてやるべきことで児相の体制が脆弱ならば、国費をつぎ込んででも正常な活動ができるようにしなければならないのです。

警察組織の様に児相を全国組織にして各県に支部を置き、国が業務を管理するという時期にきているのではないかと思います。各自治体の財政事情でその体制が違ってはいけないと思うのです。

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