~県議を辞めるべき!~
社長を辞めて県議は続ける?ギャーク!逆でしょう!県議を辞めたら大きな収入を失いますが、社長は辞めても妻に名義さえ変えれば収入は維持できますから、何のペナルティにもなりません。
”金儲け”のためにやったことですから会社社長としての非はないはず。”公僕としての非”なのですから県議をやめるべきです。静岡県民はリコールするべきです。
インターネットオークションにマスクを大量に出品していた焼津市選出の諸田洋之県議が9日会見を行い謝罪した。
諸田県議は「ご心配をおかけした皆様方に心よりお詫びを申し上げる」と謝罪した。
新型コロナウィルスの影響でマスクの品薄状態が続く中、諸田議員は先月から経営する貿易会社の在庫品のマスクをネットオークションに89回出品していた。
1セット2000枚のものが17万円以上で落札されるなど売り上げは888万円に及び、今後、売り上げ全額の使い道を県と相談し法律に違反しない形で新型コロナウィルス対策に活用するとした。諸田議員は「転売品ではないので問題はない」と話す一方、責任として貿易会社の代表取締役を辞任し、県議会議員は続ける意向を示している。
楽天通販サイトに諸田県議の写真付きで「安心インクの専門店彩色堂」の広告があります。”インクが安心”という意味が分かりませんが、広告を見ると”純正品は高いからパチモンでも安心ですよ!”と言って純正品よりも安価なインクを販売しているようですがうさんくさい感じがします。
その広告の一番下に
サージカルマスク プリーツ型 3層構造 6円/枚
の広告がありました。今ではクリックしてもページは削除されています。どれだけインク屋で儲かっているのか分かりませんが県議の報酬ほどではないでしょうね。静岡県議として1500万円以上の年収+政務活動費+ボーナス&年金までついてくると推測できますから議員は辞められませんね。
~国民の不安に乗じてボロもうけ!~
平成19年ころからインターネット通販会社を経営している。
中東地域でMERSが流行した時、今回同様にマスクの需要が高まり、会社のマスクの大量の仕入れを行った。しかし、マスクが会社に到着したころは、MERSが沈静化し、大量の在庫が残った。
自社のネットショップで、騒動以前から、原価1枚15円のマスクを在庫処分のため、赤字覚悟の1枚6円で常時販売していた。
1月27日、大量のマスク受注が会社に入った。会社には3名しかいないため、業務に支障が出ることから、10日ほどかかった。会社として6円で売却し続けるのは赤字であることと、業務に支障が出ることから見直す必要があった。
諸田議員がマスクの大量出品をしたのはおおよそ2月2日頃だそうです。新型コロナは1月下旬には大々的ニュースになっていましたから、”これでボロもうけできる”と考えたのでしょう。
MERSの時には日本には影響はありませんでしたが、日本国民が将来の不安を抱いていたことは間違いありません。この時も諸田県議は国民の不安に乗じて金儲けしようと考えていたということになります。これで”言いわけ”をしたつもりなのでしょうが、MERSで国民が不安になる中マスクが売れると考えて大量に購入、それが日本への影響がそれほどなかったから売れ残ったということです。
国民が不安になったところで国民が必需と感じる物品を販売すれば儲かるという考え方は新型コロナと何ら変わることはないということです。原価16円のマスクを1枚6円で販売するというのは損失を少しでも減らすようにしていただけで商売としては当たり前のことです。
~会社の商品を個人アカウントで?!~
「あくまで会社の商品を売るのに個人アカウントを使っただけ。売り上げは会社のものとして処理するつもりだった」と釈明した。
彩色屋として出品したら”県議の会社がマスクを出品した”とすぐにバレるため個人のアカウントで出品したということでしょう。なぜ諸田議員の出品とバレてしまったのでしょうか?「え~なんでバレた?」と本人も思っているのでしょうが、入金口座か発送元住所などからバレたのでしょうか?そこが諸田議員も考えが浅かったということでしょうね?
~マスクの価格高騰は誰にでも分かる!~
記者会見で諸田議員は、
通常よりも高くなることを見越して出品した気持ちは?
と問われ、
道義的な立場からいった時に、やはり、県議会議員がそういったことで出しているのは、やはり問題があると思っている。相場は上がったり下がったりする。実際に上がっていた時もあるし、下がっていた時もある。相場はこういうものなので、そういう思いで見ていた。上がっている状況を見ながら、今やはり需要が高まっているんだろうなということを意識していた。県議として道義的な責任があり、配慮がなかった。
記者の質問に対してあいまいな回答ですね。新型コロナで国民が市場に出回らないマスクを欲する中、オークションに出品したら価格が高騰することは誰にでも分かること。”どういう気持ちで出品したのか?”という質問なのに、「相場はこういうもの」って全く反省していないでしょ。「需要が高まっているんだろうな」ってそんなの誰にでも分かることでしょう。「儲けるつもりでした」とはっきり言って県議を辞めた方がイイですよ!
~自己擁護!反省なし!~
また、諸田県議は、記者会見の中で
マスクをオークションに出品したことで困っている方に提供することに繋がった。オークションンに出品中に仙台市の病院、大阪府守口市の看護学校、埼玉県鴻巣市の小学校それぞれの関係者からお問い合わせをいただき、社内規定ではねられたものの、普段使いには十分使える物が多数あった。これらを無償で提供させていただいたところ、大変喜んでいただいた。
と言って看護学校からの感謝状や生徒からの写真、手紙などを披露したというのです。”オークションに出品したからこそ喜んでいただいた”と自分のしでかしたことを擁護しているとしか思えません、全く反省しているとは思えません。
「マスクをネットオークションに出品して高額販売していたことで誰にも迷惑をかけていない、逆に感謝されているくらいだ。」と言っているようで静岡県民の代表者としては不適格です。
静岡県でもマスクがなくて困っている人はたくさんいるはずです。静岡県議のくせに静岡県内の施設に無償で配布はしていないのです。静岡県のために県議をやっているのであれば他県の人たちに喜ばれたならば静岡県でも困っている人がいるはずだと考えられなかったのでしょうか?県議としては失格です。
~初めに言った言葉がホンネ?!~
諸田氏はNHKの取材に対し、「経営する貿易会社で数年前に仕入れた在庫品で、転売にはあたらず問題はない」と説明したという。
これは発覚当初の取材での発言です。今ではこの発言を撤回していますが、これが本音なのでしょうね。ネット上での高額取引が店頭でのマスクの品薄状態に拍車をかけているということを政府も言っているのに、諸田氏は分かっていない。県議としての道義的責任を認めるならば県議をやめるべきです。
~まだまだ続く疑惑?!~
さらに諸田議員が経営するサイトでは5セット以上の対象商品を購入すると「おまけ」としてマスクがつくという”マスクの抱き合わせ販売”も行われていたことも明らかになっており、過去には違法にコピーされたゲームソフトを使用できるという”マジコン”と呼ばれるマジックコンピューターを販売していたという疑惑も取りざたされています。
もう道義的責任だけではないようですね。今後も諸田県議の騒ぎは収まらないのではないかと思います!