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N国民党の立花孝志は頭おかしい&異常!書類送検&起訴!都知事選で擁立?

~全く笑えないお笑い芸人以下!~

「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏(52)は、今やハチャメチャ感が強くなってきました。昨年夏に行われた参議院選挙で一躍有名になって党首自ら参議院議員に当選しました。当時、NHKの受信料徴収に関して不満を持つ国民の1人であった私もN国党と立花氏の存在に興味を持って見ていました。

しかし、立花氏は自分が参議院議員でありながら参議員埼玉選挙区の補欠選挙に立候補して議員を辞職しました。この時、立花氏が辞職しても比例選で当選した立花氏の代わりにN国党の次点候補の浜田聡氏を繰り上げ当選させたのです。これで立花氏が補欠選で勝てばN国党の参議員が2人になるかもと思った訳で、元々パチプロだった立花氏は”さすがにギャンブラー、面白い!”と思って見ていましたがあえなく落選してしまいました。

その後は、知名度とお金を稼ぐためにマツコ・デラックスや小西洋之議員にケンカ売る姿をYouTubeにアップし続けながら、海老名市長選を始め首長選に立候補、さらには、あの悪名高い森友問題の森友学園前理事長の籠池泰典氏を衆議院静岡補欠選挙に擁立しようとするなど、もう”狂った”としか言いようのない行動をとってきました。今では”全く笑えないお笑い芸人”に以下に成り下がった感が否めません。

~小池百合子同姓同名擁立?~

そしてまた意味不明の言動を行ったことが報道されています。

NHKから国民を守る党の立花孝志党首は10日の記者会見で、同党が求める新型コロナウィルス対策を東京都の小池百合子知事が受け入れなければ、7月5日投開票の東京都知事選で、小池氏と同姓同名の候補者の擁立を目指す考えを明らかにした。どちらの候補者への投票か見分けられない1票があった場合、得票数の割合に応じて配分(案分)される。立花氏は「小池氏の票をいくらか減らし、当選しづらくなる選挙運動を展開したい」と語った。

都知事選で公約する新型コロナ対策として、立花氏は「都内の電車を止めて(通勤客などは)タクシーを利用する。それに対して助成をする」と表明した。都民の1人あたり50万円の一律給付、東京オリンピック・パラリンピックの中止なども掲げた。そのうえで、小池氏がこうした対策をやらなければ、同姓同名の「小池氏」を擁立するとした。

NHKのスクランブル放送化という1点だけを争点にして参議院議員になり、「スクランブル化が実現すれば議員を辞める」とまで言っていたはずですが、渡邉喜美参議院議員を入党させた頃から、「単一の争点だけでなく、政策全般に広げていく必要性を考えている」と述べたという記事があって、ワンイシュー政党ではなくなってしまったように思います。

”NHKをぶっ潰す!”という政策が面白いと乗っかって投票した人たちは、このワンイシュー政党ということで興味を持ったはずなのですが他の政党と同じように多様な政策についても考えていくということになれば、”普通の政党と何ら変わらない”わけで「それが分かっていたらN国党なんかに投票するか!」という人もいるはずです。

~同姓同名の小池百合子は都知事選に出ない!~

N国党がコロナ問題に関わってもどうにもなるはずはないし、そんなことで普通の政党のまね事をして欲しくありません。そんなことしてたらNHKなんかぶっ潰せるわけがありません。立花氏の主張には口でいう程の信念はなったのではないかと疑ってしまいますね。

そして、小池百合子と同姓同名の候補を擁立?なんて”稚拙な策”をして何になるというのか理解に苦しみます。しかもそんな同姓同名の候補者がいるのか?と思いきや、”今から公募で探す”というのですから”バカか!”と叫びたいですね。こんな発言をする立花党首も党首ですが、こんなことを記事にするマスコミもどうかと思いますね。

仮に同姓同名の候補者を擁立しできたからといって、”見分けのつかない票”が何票あるというのでしょうか?仮に100票あったとしてそれが都知事選にどれだけ影響すると考えているのでしょうか?当初、立花氏は”やっていることはハチャメチャだが頭のいい男”というイメージを持っていましたが、裏切られました。理解に苦しみます。

別に同姓同名の人を探さなくても芸名で選挙に出ればよいこと。蓮舫だって本名の村田蓮舫ではなく「蓮舫」で出馬しているし、あのマック赤坂だって同じです。ただ、小池百合子と都知事選で争う場合に芸名を「小池百合子」にするのは選挙妨害に抵触する可能性も出てくるためにワザワザ本名が小池百合子の人を探そうというのでしょうか?日本人で小池百合子と同姓同名を探しても数人位しかいないでしょうから公募しなくても自分で探せばいいはずですが、都知事選に「出たい」とう小池百合子はいないでしょうね。

~犯罪はダメ、法律違反は良い?!~

また立花氏が警視庁の事情聴取、捜索を受けて書類送検されたというニュースもありました。

NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、受信料の契約者情報を不正に取得して、インターネット上に拡散させると脅し、NHKの業務を妨害したとして、7日警視庁に威力業務妨害などの疑いで書類送検されました。調べに対し、立花党首は容疑を大筋で認めているということです。

(中略)

立花党首は去年9月、都内で、受信料の契約・収納業務の委託先会社の元社員に専用端末を操作させて画面を撮影し、受信料の契約者情報19世帯分を不正に取得したとして、不正競争防止法違反の疑いがもたれています。

さらに去年11月、NHK会長に面会させなければ契約者情報をインターネット上に拡散させると脅し、NHKの業務を妨害したとして、威力業務妨害の疑いがもたれています。

また、委託先会社の26歳の元社員も立花党首に契約者情報を不正に見せたとして、書類送検されました。

立花氏がとうとう犯罪に手を染めました。立花氏は「NHKとの受信契約をしているにもかかわらず受信料は払わない」と豪語していて、これについては「法律違反であるが犯罪ではない。犯罪はやってはいけないが法律違反はみんなしている。」などと発言しているのを見た記憶があります。立花氏は、「犯罪とは罰則があるもので罰則がないものは犯罪ではなく法律違反である」と定義していました。

確かに車両の定期点検で2年毎(新車は3年後)の定期点検を怠れば罰則がありますが、半年点検や1年点検は倫理規定となっていて罰則がないのでこれをしない人はたくさんいます。「受信料を払わなくても罰則がないから犯罪ではない」と言っていた立花氏が、威力業務妨害及び不正競争防止法違反を犯してしまったのです。

~実刑か?!~

不正競争防止法では、不正の手段によって営業秘密を取得する行為などに罰則を付しています。多分、立花氏配下の者を集金人にさせて情報を得たのではないかと推測します。そうであれば10年以下の懲役2千万円以下の罰金という重大犯罪です。

立花氏は昨年10月にも、以前N国党に所属していた江東区議員に対して「徹底的に人生潰しにいきます」などとYouTubeで脅したとして書類送検されており、今回この事件も合わせて在宅起訴されたそうです。

立花氏は、過去に「最高裁まで争う」などと言っていたそうですが、こんな事件で最高裁まで行くわけはなく上告棄却で終わりでしょう。合わせて3つの罪を重ね、さらに損害賠償請求裁判でも敗訴するなど素行不良者ということもあって、執行猶予がつくのは難しいと思います。実刑を喰らったらどうするのか、N国党としての活動ができなくなるでしょう。後先考えずにやり過ぎた感がありますね。

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