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玉川徹がモーニングショーを降板?パジャマで謝罪?おかしい&ミスか捏造?

~ワイドショーは報道番組ではない!~

ワイドショーとは何なのか?あるネット辞書には

テレビの娯楽番組の一形態。さまざまな出来事や話題に就いて、いくつかの部分(コーナー)に分けて紹介するもの。

と書かれ、報道番組と娯楽番組を分けている。

朝8時頃と正午頃そして昼の2時頃の1日3回各局がそれぞれワイドショー番組を放送する。政治、経済から医療、スポーツ、芸能、そして有名人の不倫まで、各テレビ局の主張と似通った思想を有する評論家やお笑いタレントなどがコメンテーターとして出演する。

報道とは”出来事を視聴者に知らせること”であり報道番組とはいわゆるニュース番組であるからアナウンサーが一つひとつの事案について”こうするべきだ、ああするべきだ”とは言わない。これが娯楽番組であるワイドショーではコメンテーターが何の根拠もなく好きなことを言い合うことで視聴者に興味を持たせているのです。

しかし、このワイドショーを見て、高齢者や頭の悪い主婦たちはコメンテーターの言い分を信じてしまう傾向があるため、ワイドショー内での発言が政党支持率にも大きく影響しているように感じる。

数あるワイドショーでも娯楽番組であることを理解せずに政治的な案件について政府を批判したり、新型コロナウィルス感染症をどのように終息させていくかなど好き勝手な発言を繰り返している番組が多い中、テレ朝系の「羽鳥慎一のモーニングショー」は悪質である。

テレビ朝日社員と称する玉川徹の発言を始め、全ての事象について政府の責任に転嫁する青木理は悪質である。これらをコメンテーターとして抜擢しているテレ朝やモーニングショー関係者も同じである。

~放送法違反は明らか!~

そんな中、”玉川徹が謝罪!”というニュースがあった。いつもの通り、どんな種類の案件でも専門家気取りで語気荒く発言する玉川氏、この日も同様の発言ぶりだった。

玉川徹の4月28日のコメント

スタッフの方がこれ確認してるんですけど、39って言う件数はですね、全部これ民間の検査の件数なんですよ実は。で、土日は行政機関のまあ感染研とかそういうところですね。そうい所が休みなってこの39件っていうのは全部民間なんですって。で、民間よりも通常は平日で言えば行政検査の方が多いんです。で、行政検査の方が土日休みになっちゃって結果として民間で検査したものの中の感染者39件ってことなんですね。

で、そうなると、これ昨日も言ったんですけどゴールデンウィークどうなるんだろうと。

この発言は、前日の27日に東京都が発表した39人に激減したことに対してケチをつけるためのものでした。これは、この発言は、

この緊急事態のさ中に行政機関の公務員たちは休んでいるんですよ。休んで土日に検査をしないから民間で検査した数字だけが計上されるんです。こんな公務員たちはウィルスから都民を守るよりも自分たちが休む方を優先しているんですよ。休まずに働いて検査をやっていればもっと数値が上がって危機意識が高まるはずなんです。民間の医療関係者は休めずにいるの!どう思いますか?

という思いをはらんでいることはお判りでしょう。政府や国会や地方議員そして公務員に対する玉川氏の不満が如実に表れた発言だと思います。これを聞いた、朝からのん気にワイドショーを見ている視聴者らは

医療関係者や保健所の人たちは大変だと思っていたけど、公務員たちは休んでるの?税金ドロボー!

こんな大変な時くらい公務員たちも休まずに働けよー!

って思うのです。悪質です。この番組の虚偽発言&暴言は今に始まったことではありませんからこの番組を見ている視聴者さんは

政府はダメだ!玉川さんが国会議員になったほうがいいんじゃないの?

なんて思うようになっていくわけです。こんな番組が放送法4条に規定する”政治的に公平であること”及び”事実をまげないですること”に反していることは明らかです。

~”捏造報道”は明らか!~

そして翌29日の謝罪コメントです。玉川氏はテレワークで謝罪をしましたが、上はスーツにネクタイでしたが、下はまたパジャマでしょうね。

昨日の放送の中で月曜日の都内の感染者数39名全てが民間の検査機関によるものだという風に私はお伝えしました。さらに土日に関して行政の検査機関は休んでいたというふうにお伝えしました。しかし、正しくはその39名の中に行政機関の検査によるものが多数含まれていたということが分かりました。そして土日に関しても行政の検査機関は休んでいなかったいう風なこともも分かりました。

なぜこのような間違いが起きてしまったのか、私たちテレビ朝日の記者が都庁でのレクチャーを取材し、メモを作成しています。そのメモを番組内で解釈する時にその解釈を間違ってしまいました。その間違った解釈をそのまま私がコメントをしてしまったと、いうふうなことでこの様な間違いが起きてしまいました。コメントの全ての責任は私にあります。

私がコメントの内容を全て考え話しているわけですが、その中身は私が再度確認をして正確性を保たねばならない立場であるにもかかわらず、 その責務を果たさずこのようなことになってしまいました。このことにより、土日も働いてらっしゃる都庁関係者の皆様、保健所の皆様、そして検査機関の皆様、検体を採取する医療関係者の皆様すべてに多大なる迷惑をお掛けしてしまいました。本当にすみませんでした。

私は1月の末以来この新型コロナ感染症についてお伝えするに際し、もし私自身が感染したら、私の家族や大切な人が感染したら、そして日本に住む全ての人が感染した時にどうすればその命が救えるのか、またどうすればその苦痛を少しでも少なくすることができるのかを考え取材しコメントしてきました。しかし今回その命に直結する検査と間違った取材を、間違ったコメントをしてしまったことを慙愧の念に堪えません。

改めて関係者の皆様そして番組を信頼して見ていただいている視聴者の皆様に対しおわび申し上げます。本当にすみませんでした。

視聴者の中には28日の放送は見たが29日の謝罪放送は見ていないという人がいるでしょう。高齢の視聴者がネットニュースで玉川が謝罪したことを見ることもないでしょう。番組としては政府や行政機関を批判して「アレは間違いだった」と言って訂正しても訂正部分を見なかった人に対しては”行政機関に対する反感を植え付けたことには成功した”ということになるのです。

都庁でのレクチャーを聞いた記者がメモをとり、そのメモを見ただけで玉川氏が勝手に解釈判断してコメントした何てことはありえません。メモというのは都庁での発言者の発言内容を一言一句書き留めることは不可能だから”メモ”であるわけです。そのメモだけを見て玉川氏がレクチャー内容を理解できるはずがないわけで、当然メモした記者に内容を聴取しながらコメント内容の打ち合わせをしているはずです。

しかも、都庁のレクチャーで、「行政の医療関係者はすべて休んでいるから39という数字は民間の検査分だけです」などと話すわけは絶対にないのです。メモを見ただけで「行政が休んでいる」などと解釈できるはずはないはずなのです。

明らかに玉川氏が”捏造”した発言なのですが、この謝罪からは「ミスでした。お許しください」となっています。ミスで「行政機関が休みだった」となるはずはないのです。

この謝罪からモーニングショーでの玉川氏の発言は全く根拠のないことを発言していることが証明されたのです。玉川氏本人の思想による捏造なのか、テレビ局との打ち合わせで故意に捏造発言をしようとしたのかを追及する必要があります。どちらにしても玉川氏が故意に虚偽発言したことには変わりはなく、テレビ朝日は即刻、玉川氏を降板させるべきです。

~ミスで終わらせるな?~

玉川氏はこれまでも私見に基づく虚偽発言を多数しています。それではなぜ今回、”早期の謝罪”となったのでしょうか?報道では元テレ朝のアナウンサーである自民党川松真一郎都議のTwitterによる抗議があったとしていますが、そんなことですぐに謝罪するようはテレ朝ではないはずです。行政の医療機関からの直接の反論があったのだろうと推察します。

「何言っているんですか!私たち医療関係に従事する公務員は休みなく働いているんですよ!」

と、この”捏造報道”を”ミス”で終わらせてはいけません。BPOは直ちに審理すべきです!

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