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麻原彰晃(松本智津夫)死刑執行!子供は現在何人?三女と四女の名前&画像は!

~麻原彰晃の死刑執行に対する三女と四女の考え方~

7月6日、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の死刑が執行されました。麻原には、正妻である松本知子との間に6人の子供がいます。正妻以外の女性との間にも子供がおり、全て合わせると、12人とも15人とも言われています。今、世間に知られているのが、正妻との間に生まれた三女と四女です。この2人は、過去に著書も出版しています。三女は、教団ではホーリーネーム「アーチャリー」と呼ばれ、麻原の後継者として育てられたそうですが、今では本名も顔も公表しています。四女はペンネームだけが明らかとなっています。この2人の父親に対する考え方が全く違っているようです。

~分かっていない麻原彰晃の三女~

麻原の三女として生まれ、後継者として麻原から寵愛を受けて育ったそうです。地下鉄サリン事件当時は、11歳で、麻原が逮捕された後、オウム真理教の指導者となったそうです。三女は、受け入れ先がなかったため、小学校、中学校にも通えず、通信教育で勉強しながら大学に合格しましたが、合格した和光大学、武蔵野大学には、麻原の娘と言うことで入学を拒否されました。その後、文教大学に入学し、卒業後は、アルバイトをしながら勉強して、現在では、心理カウンセラーをしています。そんな三女は、35歳になっています。

現在では、本名である松本麗華(りか)を公表して顔も公開しています。麻原死刑囚の死刑が執行されて以降、三女のTwitterには嫌がらせのメールが多数寄せられているそうです。何のためにそんな嫌がらせをするのでしょうか?松本麗華さんが、オウム真理教にどのように関わってきたのかそれを知りながらやっているのか、それともただ単に人をいじめることが楽しいからやっているのか?多分後者だと思います。

  • 「長かったぁ、やっと死刑執行」
  • 「サリンで苦しんでいる人はまだ居ますよ?」
  • 「ざまああああああああ いや?おめでとおおおおおおお!」
  • 「被害者の友人いますが、その人のために働いて、おっさんの娘として償って下さいね」
  • 「無事に死刑執行されたね!パパにおやすみなさいは?」
  • 「死刑執行おめでとうございます」

これがTwitterに投稿された嫌がらせです。でも仕方がないかもしれません。三女は、オウム真理教がやってきた犯罪について、被害者に対する謝罪の気持ちを表してはいますが、父親の死刑確定に対しては不満を持っていて、「死刑執行前の”アーチャリーが伝えたいこと”」として今年3月に公表しています。その一部がこれです。

 オウム裁判は、重要なピースがかけたまま行われ、裁判が終結した今も肝心のパズルは完成されていません。父の無罪を主張したり、釈明を求めたりしたいのではない。父と初めて拘置所で接見した時、父の精神は壊れ切っていた、精神が崩壊していた。オウム事件のキーパーソンと言われた村井秀夫は裁判が始まった時点でなくなっており、村井から父の証言を聞いたと言う人はいますが、事実それが本当に父の指示であったのかを知っているのは父のみです。父自身だけが知る事実を語り、法に則った裁判を受けて死刑判決が下るならば耐えがたいが受け入れる。

例えば複数人の共謀による殺人事件で、主犯格が死亡したり、否認を続けていたとしても、他の共犯者の供述や物的証拠などから推定し、事件の全容解明を進め、その結果、判決を下すのが裁判です。主犯格が死亡したり、精神に異常をきたしたりして、訴訟能力がないからという理由で裁判を行わなければ、他の共犯者も訴追できず、いつまで経っても裁判が進まないことになります。

ですから、父親が肝心な証言をしていないとか、法に則った裁判が行われていないなどと言うのは、裁判の仕組みが分かっておらず、間違っています裁判は、どんな事件でも一律に儀式的に行われるのではなく、裁判毎に色々な障害が出てくるわけで、法に則って、そこをどう進行していくかを考えながら行っているのです。

殺人犯の身内であれば、その裁判に疑問を持つことは当然なのかもしれませんが、この発言から、「三女は、今でも麻原やオウム真理教を擁護しようとする気持ちを持っている」ことが分かります。この様なことを言っているから嫌がらせTwitterが寄せられるのです。

~正反対の四女~

四女は、ペンネーム松本聡香と言う名前で、「私は何故麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか」という著書を出版していますが、本名や顔は公開してないようです。四女は、麻原の死刑執行を受けてコメントを掲載しています。まず、被害者及びその遺族に対する謝罪、そして、

 松本は、一度の死刑では足りないほどの罪を重ねてきた。死刑は、松本一人の執行だけでよかった。洗脳されて事件に関与した6人の元幹部の死刑が執行されたことは残念。現在も信仰を続けている信者は、これ以上松本の罪を増やさないよう夢から覚めて欲しい。

と語っています。四女の言うことは理解できます。

また、四女は、「今も昔も父親とは思えない」と語っており、両親に対する「推定相続人の排除」を裁判所に申し立て、認められたことも明らかにしています。「推定相続人の廃除」と言うのは、通常、両親の遺産を放棄するために行われるものですが、例えば、四女が交通事故にあった場合、両親がその遺産を相続できない様にしたということです。四女は、とにかく両親の子供でありたくなかった。早く縁を切りたかったということなのでしょう。

この様に、麻原の三女と四女は、明らかに麻原に対する思いが違っています。三女は、麻原の後継者として寵愛され、一方、四女はそうではなかったのでしょうか?四女の方が人間として立派だと感じられます。麻原は、生前、自分の遺体引き渡しについて四女を選択し、実際に四女に引き渡されることになったそうです。何故なのでしょうか?

 

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