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柴咲コウの種苗法改正案への発言が炎上?法的措置が意味不明!共産党?

~種苗法改正とは?~

柴咲コウが話題になっています。あまりよく知らない女優さん&歌手でしたが、「月のしずく」を聞いて分かりました。とてもいい歌ですね。本人もとても美しく歌もうまい&演技も上手だそうですね。”天は二物を与えず”という言葉がありますが”三物”も与えてしまいました。天も時々ミスをするのでしょう。

そんな才女が、種苗法改正の問題で騒がしいようですが、何があったのでしょうか?種苗法改正について調べて見ると国内で開発された新種が外国に勝手に流れないようにすることが大きな柱だそうです。確かに昨年ありましたね。日本が品種改良した”とちおとめ”というイチゴが韓国で生産されているというニュース。

それ以外にも2006年に日本で品種登録された高級ブドウ”シャインマスカット”の苗木が中国と韓国に流出していたということもあったそうです。果物だけでなく和牛の受精卵と精子を無断で持ち出して捕まった人もいましたね。

確かに日本で長い時間とお金をかけて新しい品種を作った物を仲間に譲ったり、真似をされたりしたものが金儲けのために海外へ勝手に輸出されるということは日本の農業にとっては不利益しかないわけです。だから国内で開発された果物や野菜を「登録品種」として勝手に真似するな。勝手に海外へ持ち出すなという内容が種苗法改正の根幹部分だということです。

~柴咲コウのtweetの意味が分からない!~

”著作権法”と同様の当たり前の法律ですね。何でこれに柴咲コウさんが反対していたのでしょうか?不思議です。柴咲コウさんのtweetは次の通りです。

第1回目

皆さん、「種子法」「種苗法」をご存知ですか?

第2回目

新型コロナの水面下で、「種苗法」改正が行われようとしています。自家採取禁止。このままでは日本の農家さんが窮地に立たされています。これは他人事ではありません。自分たちの食卓に直結することです。

第3回目

種の開発者さんの権利を守るため登録品種の自家製採取を禁ずるという認識ですが、何を被弾しているのではなく、知らない人が多いことに危惧しているので触れました。きちんと議論がされて様々な観点から審議する必要のある課題かと感じました。

このtweetが炎上したそうですが、柴崎さんが何が言いたいのかこれを読んだだけではよく分かりません。”自家採取禁止”って他人が品種改良したものを勝手に自分の畑で作れなくなるよって言いたのでしょうがそれは仕方ないこと。自分で品種改良するか、それ相応のお金を払って自分で作るしかないわけで品種改良者の権利保護を考えたら当然のことですね。

柴咲さんは実業家としても活動しているそうで、食品部門にも手を出しているようで、種苗法が改正されることで自社に何らかの悪影響を当てるのでしょうか?これまで政治的な発言をしてこなかった柴咲さんが突然種苗法について言及するのにはそれなりの理由があったからでしょうがそれは何なのでしょうか?

このtweetの中で”新型コロナの水面下で”という言葉は気になります。明らかに現在の安倍政権を批判するための接頭語ですね。”コロナの水面下で検察の定年延長法”などと揶揄された文句そのままですね。

これは自分たちの食卓に直結することです”確かに著作権に似た”育成者権”というモノが認められれば新たに品種改良された美味しいものは高価になるでしょう。そんな高価なものみんなが買わなければいいし、みんなが食べたいと思うのなら多くの人が買えば当然、需要と供給の関係で価格は安くなるはずですから、特に問題はないと思います。

柴崎さんの言い分では、”これまで食卓に上がっていたものまで食べられなくなる”というように聞こえますがそんなことはないでしょう。

~柴咲コウは共産党?~

こんなことをtweetしたことで柴咲コウさんは、”共産党ではないか”という話が出てきています。このtweetだけではなく、過去に共産党機関紙「赤旗」にも登場していたこともあるためです。赤旗には色々な芸能人が出ていますが、一般的にはイメージダウンの懸念があって事務所やマネージャーが止めますよね。それでも出ているっていうことは少なからず共産党に同調している部分もあるということでしょうね。種苗法も共産党は突出して改正反対を表明していますし、柴咲コウさんは共産党に利用されているのかもしれませんが、”ひょっとしたら共産党員?”と思われても仕方ないでしょう。

~自身のtweet批判に法的措置?!~

柴咲さんは、こんなtweetをしながらいつの間にか削除したと言います。一体何のためにこんなtweetをしたのでしょう?しかも自身のtweetに対する批判に対して法的措置を行うと更なるtweetをしたのです。

事実とは異なる投稿、捏造、誹謗中傷、脅迫行為、ミスリードしさらなる事実誤認した記事の作成元に関しては法的措置も検討しています

まあ色々腹が立つ批判があったのでしょう。しかし、柴咲さんのtweetも事実とは異なることがあるようなのにその点には触れていませんが、ここまでは良しとしましょう。

今回のことに限らず、例えば学校や会社などで何かを決めるときに、誰か一部の人の意見で物事が決まって行ってしまうと、残された人の懸念や不安が置いてきぼりになってしまいます。意見を言うことは、誰にでも平等に与えられた権利です。賛成、反対だけでなく、その間にある声も聞きながらベストを探っていく。その時間が必要だと思うのです。

だから選挙で選ばれた国会議員が侃々諤々議論しているのでしょう。そこに知識のない芸能人がtweetしたところで何んの意味もありません。ただ知識のない著名人の意見は社会を混乱させることになることが多いということだけは言っておきます。

例えば「学校や会社で」と言っていますが、柴咲さんのような有名芸能人が政治的なtweetをするのは一般私人がtweetするのとはわけが違います。一般私人が政治的なtweetをしても自由ですしそれほどの影響を与えることはないでしょう。

学校や会社の問題ではなく世界に広がるネット上の問題です。つい先日もきゃりーぱみゅぱみゅがtweetで炎上しましたが、名も知れぬ人のtweetとはわけが違うのです。誰にも知られていない一般私人のtweetの1万倍以上の影響力があることを忘れてはいけません。

~信念を持ってやるなら良し!~

それでも信念をもって自身の考えを主張するのであれば良いのですが”多くの批判が来たから削除する”というレベルの主張であれば信念があったとは思えません。

柴咲さんに限らず、国会議員や芸能人が思いつきでtweetし、それをネットニュースにする報道が絶えませんが、とても事実を熟知して信念を持ってtweetしているとは思えないものが多いことが気がかりです。

せっかく天が与えた才能を無駄にしないで下さい。あなたが持っている”三物”のうち一つも持っていない人がいることを忘れず、無理をしないで頑張ってほしいものです。

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