芸能

上沼恵美子は意地悪&横柄なおばはん!番組終了?若い頃から姉に毒舌漫才!

~上沼恵美子のニュースが多過ぎ!~

最近、上沼恵美子に関する報道がやたらと多い。放送から25年続いてきたという関テレの「怪傑えみちゃんねる」が終了するという。その理由についての憶測記事がいろいろと出ているが、上沼恵美子が好きではなくどんな番組かもよく分からないのでどうでもいいのですが、やたらネットニュースに出ているのが気になります。

上沼恵美子といえば子供の頃には面白いと思って漫才をよくテレビで見ていました。海原千里・万理というコンビ名で姉と2人でやっていました。千里が姉の百々子、そして万理が恵美子でした。

全国区になった当時は引っ張りだこで頻繁にテレビに出ていて「大阪ラプソディー」というヒット曲まで作りました。しかし時間の経過とともに笑いの取り方に視聴者が飽きてきたのでしょう。いつの間にかコンビは解散して一切テレビには出なくなりました。

~早口で聞き取れなかった!~

当時の漫才は現在の様に”早口で連続した笑い”を求めてはおらず、のんびりとかつはっきりとした口調での漫才が一般的でした。そんな中で万理は笑いを取る時には”早口で喋る”というパターンが多く、客席は爆笑しているのですが、テレビを視ている者には”せっかく笑えるところで何を言ったか聞き取れない”ということが多かったのです。

当時はテレビの性能も悪く音声も今ほどはっきりと聞き取れなかったというのも理由でした。しかし当時は録画機能もなく何と言って笑わせたのかは分からないままということが多かったのです。

~”イジる笑い”は不変!~

美人ではないけれども”派手な顔をした妹の恵美子”と”地味な顔をした姉”。この2人の漫才のパターンは、恵美子が「私は美人」「私はファンも多い」「私は歌が上手い」的な話から始まり、姉と比較して姉をバカにするという漫才が主流でした。

舞台に登場するとやにわに恵美子が「漫才界の白雪姫、海原千里です」そして次に姉が「私が…」とあいさつを始めると横から恵美子が「人間モドキです!」「誰がやねん、誰が人間モドキやねん!」と突っ込んで笑いを取る。そして姉の鼻が低いことや顔が不細工なことをバカにして笑いをとると言ったものでした。これがパターン化されて”また同じようなネタやってるな”と思われるようになってテレビから消えて行ったように思います。

その何年後かに上沼恵美子が1人でテレビに出るようになり、毒舌を売りにゲストや番組に出演していない芸能人をバカにして笑いをとるシャベリが受け、今では関西では超有名人になっています。しかしお笑いの路線は若い頃のままで、現代の言葉で言うと”誰かをイジって笑いをとる”というパターンは不変のようです。

上沼の性格が優しいオバハンなら若いタレントに向けてあれだけの毒舌は吐けないはず。やはり内面が”意地悪”で”横柄”であるからこそあれだけの毒舌が出てくるのだろうと思いますし、共演NGタレントも多いそうです。

上沼を見ていて”おそれるものは何もない”ような態度に見受けられます。

~イジる笑いは最も簡単!~

この手法は、上沼以外には島田紳助がやっていましたね。上沼を好きな人は島田紳助も好きなはずです。ヤフーニュースで見ましたがウーマンラッシュアワーの村本大輔が上沼のことに触れ、

上沼恵美子さんのことを何を言おうがあのトークセンスはいまの芸能界にいる芸人、誰も勝てないよな あんなトークができるのは紳助さんか上沼さん。漫才はダントツおれだけど

とtweetしたそうです。

人をイジるとは”人をバカにしたり、けなしたりして笑いをとること”で、この手法はお笑いの中でも最も簡単な手法なのです。クラスの中にひとりいじられ役をつくってみんなでイジって笑いをとる奴っていましたよね。ほとんどイジメ状態。こんな笑いで”プロ”を語ってはいけないと思っています。

~人に好かれる芸風に!~

上沼は芸能界復帰してから”毒舌キャラ”がウケて関西では多数の番組に出演しています。番組出演するタレントのほとんどが後輩ですから、上沼はその有意な立場を利用して若いタレントに好き放題のことを言う。これが毒舌と言われる所以です。若手タレントをイジって笑いをとっているというイメージしかありません。

紳助が「行列の…」で磯野貴理子をいじりまくって笑いをとっていたのを覚えているでしょう。イジられる側からすれば笑いのため番組のために我慢するしかない状態。見ていて気持ちのいいもんではありませんでした。

あんなトークができるのは上沼と紳助という村本の話はある意味当たっていますし、笑えるけれども”気持ちの良い笑い”ではないと思うのです。しかしそれを好む人がいるからこそ上沼はここまで有名になって大金を稼ぐタレントになったのでしょう。

芸能界の巨頭と言われているさんま、たけし、タモリ、所ジョージなど長年活躍している人たちが後輩タレントの欠点をあげつらいイジって笑いをとることはほとんどないと思います。ですから長い間人気者として君臨しており、本気で嫌いと思っている人は少ないのではないでしょうか?

上沼のことが好きではない私はほとんど上沼の番組をみることはありませんでしたが、もう齢も65歳。お孫さんがいるのかどうか知りませんがおばあさんの年齢ですからもっと人に好かれる芸風に変って欲しいと思います。

-芸能