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巨人の菅野智之投手は来年にメジャー移籍!今シーズンの凄さが最強&衰える!

~今がピーク!~

昨日、巨人軍菅野智之投手が開幕無傷の10連勝をかけたマウンドに上がりDeNAと対戦した。惜しくも7回2/3を2失点で降板という残念な結果に終わった。

最後には巨人がサヨナラ勝ちをしたものの菅野の10連勝に期待していたファンには残念な結果だった。

しかし今シーズンの菅野投手はすごい!

菅野投手は2013年から巨人のマウンドに上がり、新人から13勝6敗 防御率3.12という成績を納めた。2012年ドラフトで1位指名した日本ハムを蹴って巨人入りしただけあって素晴らしい投手であることを証明した。その後、

2014年 12勝5敗 防御率2.33

2015年 10勝11敗 防御率1.91

2016年 9勝6敗 防御率2.01

2017年 17勝5敗 防御率1.59

2018年 15勝8敗 防御率2.14

2019年 11勝6敗 防御率3.89

2020年(9月2日現在)9勝0敗 防御率1.57 

菅野投手が巨人軍に入団して以来ピッチングを見続けてきたが、”今が最高”だと思う。言い換えれば”今がピーク”だということです。

~メジャーが100億円用意?!~

菅野投手自身、17年12月に

絶対的な力をつけて文句なく行けるようにしたい

と断言している。今なら誰も文句を言わないはずだ。

昨年暮れのメジャーのウィンターミーティングで

彼はメジャーで通用する。彼ならやれるよ。彼はイイピッチャーだ

と元有名監督が言ったという記事や

間違いなくメジャーの2番手クラスの投手として活躍できる。スカウトが『100億円を用意するよ』と言っていたのが印象的だった

と記者が言ったなどという記事もある。

”2番手クラス”というのは少し悔しいが、”100億円”というのはスゴい。ただし、まだ新型コロナがなかった時の話で今シーズン無観客でやっているメジャーにはそんなお金はないはずだが…。

~メジャー移籍は来シーズンしかない!~

菅野投手ももう30歳になった。来年か再来年からは衰え、下降するであろうことを考えると自信をもってメジャーに挑戦できるのは来年しかないということである。もう待てないのである。

今ならまだ150キロを超えるストレートを度々投げることができるが今後体力の衰えとともにその球速も落ちるであろうし、ピンポン玉のように曲がるスライダーの曲がりも小さくなるはず。

幸い巨人軍には2番手投手として150km/hを投げられる戸郷翔征投手が出てきた。9度を登板して7勝2敗という好成績の上まだ20才という若さである。今からどんどん伸びていくに違いない。また中継ぎ陣も良くなってきた。

菅野がメジャーに行くなら来シーズンしかないのである。

菅野投手は2019年の年棒が6億5千万円と球界ナンバー1となり、昨年は腰痛で成績も振るわなかったにもかかわらず今年は現状維持の6億5千万円である。今シーズンの成績から来年も現状維持というわけには行かず、7億円越えとなる可能性が高いのです。1人の選手に7億円はキツイ!球団も思っているはずです。

7億円あったら”超助っ人外国人”を2人くらい連れて来れるはず。球団としてもどうせ菅野を手放すならばポスティングシステムを使って最も価値が高くなる来年にメジャー移籍してもらってお金を稼いだ方がイイに決まっています。

ポスティングシステムとは

プロ野球選手が海外FA資格取得前に米球界に移籍できる制度。日本野球機構(NPB)を通じて米大リーグ機構(MLB)に契約可能選手として通知される。17年オフまではNPB球団が2000万ドル(約21億8000万円)を上限に譲渡金の額を設定していたが、昨オフからは選手が結んだ契約金と年棒の総額によってNPB球団への譲渡金の額が決まる。出来高払いに対しても譲渡金が発生し、複数年契約の場合、年度ごとに15%がNPB球団へ支払われる。11月1から12月5日までに申請することができ、交渉期間は30日間。

2019年11月のSANSPO.COMからの引用です。

菅野投手は来年には海外FA権を取得するそうです。そうなると今シーズンオフの海外FA権取得前にポスティングを使うことが巨人軍にとっては利益ということになるのではないか。

昨年ポスティングシステムを使って巨人からトロント・ブルージェイズに行った山口俊投手でさえ6億円以上の契約だったそうである。菅野投手なら倍の12億円は堅いだろう。

菅野は素晴らしい投手であることは間違いないが、7億円の年棒を払って使い続けるか、12億円の契約金を受け取るか答えは明らかだろう。

菅野にとっても一番力のある時に行くべきだと思う。

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