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サンデーモーニングの偏向報道はなぜ?コメンテーターは全員が政権批判!

今日も「サンデーモーニング」はひどかった。菅官房長官が次期総理にという話から5人のコメンテーターたちは菅長官や総裁選の在り方そして自民党に対する批判ばかり、コメンテーター全員が同じ方向を向いているのだ。これが”偏向報道番組”と言われる所以なのだろう。

”政権批判”が看板のような偏向報道番組ですから「期待を裏切らない番組である」とつくづく思わせた。

どの番組も菅さんの人物像に迫る中、菅さんの発言を引き出そうとしたり、菅さんの今後の展望についてまたどのような政策を行っていくのかについてたくさんの質問を浴びせますが、この番組は一方的に批判ばかり。

全コメンテーターたちの言い分です。

評論家で多摩大学の学長 寺島実郎(73)

自民党の強さというか魅力っていうのは復元力だった。右に寄り過ぎたなと思ったらリベラルの路線にバネを働かせて、それは背後にある国民の眼差しを常に意識していたからだと思う。ところが「安倍政権の継承」というのが一つのキーワードになっている。支持率が30パーセント台に墜ちていた政権を継承と言っても国民としてはピンとこない。例えばコロナに対する対応マネージメント、アベノミクスの限界を明らかに露呈している現状、金融ジャブジャブにして株だけ上げているけど産業の実態は動かないし国民が豊かになってない。さらに対米過剰依存、トランプに過剰同調する日本みたいな空気になっている、こういう状況に対して次の日本をどうしたらいいんだってことを本気で議論してこの中から我々進んでいく道が見えてくれば大変結構なんだけど、権力維持装置だけが働いている。そんな気がしてしょうがないですね。

朝日新聞の世論調査では安倍政権を評価する人が71%だったということを無視しているのでしょうね。

権力維持装置?選挙して負けない限り自民党が権力を維持するのは当たり前のこと。何を言ってるのか意味不明です。

 

評論家 大宅映子(79)

「安倍政権の継承」っていうのが声高に言われるところにびっくりしてしまうんで、色んな花火が打ち上げたんだけども「憲政史上最長」ていうのだけが目的だったんだなっていうガッカリ感がある中でどういう風に新しいことをやるのかっていう話はなくて安倍さんのやって来たことをやりますっていうのが出て、あっという間に派閥が集まってもう決まりっていう形になってしまう今の自民党は要するに数合わせでもってやってるとしか見えないんで、いよいよしらけるって状況です。

憲政史上最長を記録するためにだけ安倍政権が頑張ったって言ってるの?結果として最長になったってことでしょ!

継承というのは受け継ぐことであって、安倍政権がやって来た政策や方針を全く同じようにやっていくという意味ではありません。老害としか言いようがありません。

 

フォトジャーナリスト 安田菜津紀(33)

菅さんの会見を見ていると皆さんおしゃったとおり安倍政権の方針っていうのをほぼほぼまるまる継承しますということを主におしゃってるわけですね。ていうことは事実上安倍政権の7年9カ月を始めますっていうことをおしゃってるに等しいんじゃないかなって思う。総裁だったり総理が変るんであればそれまで積み残してきた課題、寺島さんがおしゃったようにたくさんあるのでそれを引き受けられるのかってことを問われてくると思うんですけど、記者会見中「これまでの反省点は?」って問われる場面もあったんですがそれに正面から実は答えてないんですよね。となるとこれまで7年8カ月菅官房長官としてやって来た記者会見例えば「全く問題ない」とか「批判には当たらない」とか事実上のゼロ回答を繰り返してきたわけで「今後もそれを繰り返します」って宣言しているようなものだと思うんですよ。せめて意思決定の過程に責めてもの多様性を持たせるんであればやはり党員投票を行って少しでも広く意志反映をできる方法を取るべきだったのではないかと思います。

事実上安倍政権の7年9カ月を始めます?意味不明!大宅と同じで継承の意味をあえてネガティブに捉えて菅批判をしたいだけ!

菅さんはまだ総理にもなってない。総裁選に立候補している岸田や石破のことを無視して既に”菅政権批判”が始まっているのです。

安倍政権の負の部分について質問されて、「あれは問題ですね」「批判されて当然です」なんて言えるわけないでしょ!

論評家 荻上チキ(38)

菅さんは例えば森友学園問題については「再検証をしない」という風なことを言ってます。これは決裁文書の改ざんによってですね、自殺にまで追い込まれた近畿財務局の職員その後遺族が求めているような様々な対応というモノを無視するというような格好になっているわけですね。こういった菅さんが仮に総理になったらという前提で   色々報道がされているんですけども、そのVTRの作り方も結構ワンパターンになっていて要は「菅さんは実は叩き上げなんだと、苦労人なんだという騙りをするわけです。それを見た方々は「へえー実はそうだったんだ」っていうことでちょっと何かこう「じゃあちょっと頼ってみようか」とか「見直したな」って思われる「へー実はそうだったんだって多くの方が思うのは、ここ数年間菅さんは何をやっていたかというとたたき上げなんていう雰囲気はなくてですね、基本的には疑惑であるとか疑問に対して蓋をし続ける無視し続けるというそうした記者会見での対応があったわけです。そうした人が実は叩き上げなんだっていう風に言われても別にこれから期待することはできないわけですよね。そうしたこれまでの姿勢っていうモノを色々改めなくてはいけないポイントそうしたところを指摘できるようなリーダーになれるかどうかそこについては大きな疑問があります。

いつもインテリぶって何を言いたいのか分からないコメントする人。

秋田県出身の菅さんが集団就職で東京に出てきて工場で働きながら大学に通った。そして総理候補にまでなった。これを”苦労人”と言って何が悪い。菅長官のこれまでの発言によって「苦労人」とは呼べないでしょって?関係ないでしょう。

”苦労人”っていうのは過去の生き方に対して称されているのです。”苦労人”には見えない童顔で成城大学出の君とは違うんだよ!

ここで、司会の関口宏(77)「松原さん皆さん厳しいようで」って反政権の奴らばかり集めてるくせに何言っているんだ!

 

TBS報道局解説員 松原耕二(60)

自民党員の方からも担当する番組にたくさんのメールが届いたんですけれども多くはですね、「何で派閥で決めるんだ」と「何でフルスペックの総裁選やらないんだ」と自民党員の多くはそういう気持ちなんじゃないかと思いますね。そして我々コロナ禍で民主主義に優位があるのかそれとも独裁的な体制に優位があるのかこれがずっと問われてきた。私は民主主義的なものの方が優位があると思うんです。なぜかというとやはりリーダーが定期的に変わることでリセットできる。もちろん安倍政権の評価は色々あると思います。ただこの数年、自民党議員の方と話していても「安倍さんの次は大変だよね」と皆口をそろえるんです。それはなぜかというとやはり色々看板架け替えてやってる感は出したけども長期的な難しいテーマは後回しにしてきて状況はさらに悪化してきている。森友とか色々出ましたけれど、しかも公文書の問題とか色々な負の遺産こりゃやっぱりど真ん中にいた菅さんはなんやかんや否定しにくいだろうなと。しかも今回の流れを見ているとリセットさせないための流れの様にも見える。だから菅さんが何考えているか分からないですよ心の中では。ただやはり変えるべきものを変えずしてこれどこが民主主義なのかという問いもある訳で主権者である国民が、変わるのか変わらないのかこれはじっとチェックした方がイイと思いますね。

なんで自民党員が反日TV局の解説員にメールを送るの?本当か?

「自民党員の多くはそういう気持ちなんじゃないか」って推測で適当なことを言うな!

安倍政権は民主主義ではなく独裁的体制だったって決めつけてるんでしょうね。

長期的な難しいテーマは後回し?例えば憲法改正問題のことを言ってるんでしょうか?”後回し”っていうのは明らかに安倍批判のための批判的言葉使い。公明党が賛同しないからできないんでしょう。安倍首相はやりたいに決まっている。できないことを”後回し”呼ばわりはおかしいだろ!

政権交代でリセットということもあり得るが全てリセットされると決めつけるのはおかしい。

関口が、「みなさんのご意見を聞いてますと、やはり何かの変化を待っているんだけど変化しないままこのままじゃ意味がないんじゃないですかっておっしゃってるような気がしました」

変化するかどうかは新たな総理が選ばれてからのこと。総理になる前の候補者の言葉を聞いて決めつけをするのは早すぎる!

5人もコメンテーターを出して全員一致で菅氏批判。安倍政権批判を繰り返してきたコメンテーターたちがもう菅氏に乗り換えたっていう、とても分かりやすい内容でした。

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