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戸田市議選挙に当選の西本誠,スーパークレイジー君の少年院&刺青&金持ち?

~スーパークレイジー君?何じゃ?~

埼玉県戸田市議選で当選した型破りなスーパークレイジー君こと西本誠(34)が話題になっている。何じゃ?と思って調べて見た。

何が型破りかというと、

前科持ち&少年院出身&全身刺青の歌手!

だという。

何でこんな人物が市会議員になれたのだろうか?

少年院出身と言えば、中等少年院に2年間入所後に高卒認定試験を受けて大学に入った戦慄かなのさん(22)が有名ですが、西本氏は、5年間入っていたそうです。

5年間は長すぎる。しかも特別少年院とはチョットやそっとでは入れない。

かなり犯罪傾向の進んだ者しか入れない所です。

西本氏は10代の頃、共同危険行為を繰り返していたそうですから暴走族だったのでしょう。

こんな人間が市議会議員になったらそりゃあニュースになるワ!戸田市民は何とも思ってないのだろうか?

~全身に和彫りの刺青~

任期満了に伴う戸田市議選(埼玉県)は31日投開票され、定数26に対し36人が立候補、現職21人、新人5人が当選しました。平均年齢は62.69歳、党派別では公明4、共産3、立憲1、スーパークレイジー君党1、無所属17で女性の当選者は5人です。

任期は2月6日から4年間で、議員報酬は月額45万円(2018年時点、全国市議会議長会調べ)です。

当日有権者は10万8606人。投票率は前回(2017年)を0.71ポイント下回る38.88%でした。

有権者数10万人以上のうち、西本氏はわずか912票の獲得で市議会議員に選ばれた。これくらいの得票で当選するなら、チョット目立つ格好をしてパフォーマンスをやれば誰でも当選できそうだ。

この男に戸田市民の税金から毎月約45万円の給与が支払われる。それだけではない政務活動費として20万円以上が支払われるはずだ。

全国の地方議員の投票率は45%前後と言われている。それを大幅に下回る戸田市議選の投票率の低さはどうだ?

確かに県議や市議が誰になろうと住民にはほとんど影響はない。しかし、

きちんとした恥ずかしくない人間に議員になってもらいたいと思うのは当然であろう。

国会議員が平気で賄賂を配り、賄賂を貰う時代だから何がきちんとした人間なのかは外目からでは分からないと言えばそうだが、いくら更生したと言っても5年もの少年院生活、しかも特別少年院。

また全身に刺青。若者がやるタトゥーではなく、極道連中がやっている”和彫り”だ。

これが本当ならこんな人が市会議員になってもいいの?って思うのだが、ただ市民が選んだのだから…。

~子供が喜んでいたから投票した?!~

歌手っていうからチョットだけYouTubeで見てましたが、

女の家をてんてんむし~♪

やりマン探して~♬ 女の家をてんてんとし~♪

何じゃこりゃあ?って感じです。

特に力を注いだのは小中高生への呼びかけだった。通学路に立って積極的にビラを渡すと、「スーパークレイジー君に会った」といった子供たちの投稿がSNSにあふれ、「子どもが喜んでいたので投票した」という有権者もいたという。

選挙権を持たない子供をターゲットにしたというのは意表を突いた作戦かもしれないがなぜ子供が西本氏のことを知っていたのだろうか?

YouTubeには、子どもをターゲットにした

てんてんむしキッズ

というわけのわからん歌があった。

ちぇいよ~ ちぇいよ~ 早起きちぇいよ~ 勉強ちぇいよ~♬

という歌詞。

スーパークレイジー君のTik Tokでバズったデビュー曲てんてんむしを子供向けに制作し、スーパークレイジー君の息子 蓮くんの誕生日8月3日にリリースした一生の思い出の曲です。

と書かれている。

しかし、”子どもが喜んでいたから投票した”という有権者は何なんだ?戸田市民のレベルが知れるだろう。

刺青のこと知ってるのかな?戸田市民よ、こんなんでイイんですか?

~都知事選は売名?!~

西本氏は昨年の東京都知事選にも出馬している。

都知事選の演説の動画を見てみると、

今は冗談で言ってるだけじゃなく、行けるとこまで行こうと思っています。

最初は冗談で立候補したというのだろうか?こんな記事も、

西本氏は、都知事選出馬の動機について「売名のつもりだった。軽いノリだった」と明かす。

と売名で都知事選に立候補したことを明かしている。

都知事選の街頭演説の動画を見ると、公約について

一つ目に風営法の緩和、居酒屋さん、ごはんやさん、カラオケ屋さん、スナックとかいろんな業syがあるかと思うんですが、時間の規制が厳しすぎる。あまり早く閉まるとまともなお店が閉まった後にちょっと危ないお店が出てくる。

二つ目、待機児童ゼロを訴えるのに、自分も施設に入っていた、まわりに孤児院の子も多くいた 捨て子も多くて まあそういう方に力入れていきたいな

3つ目 ペットの殺処分ゼロ

と続く。もうワケわからん!

まず、ごはんやさんや、カラオケ屋さんを風俗営業と勘違いしている。

そして待機児童問題を訴えるのに捨て子の話まで。ペットの殺処分なんてどうでもイイ!

お笑いかと思うような演説です。

これを見ると冗談半分で立候補したんだなあということがよく分かる。

結果は落選し300万円の供託金は没収されたものの1万1887票を獲得した。

しかも、あのN国党の立花孝志氏の2倍以上の票を獲得したのだからスゴイ。

「案外イケるじゃん」と気を良くしたのだろう。

売名には十分すぎたようだ。この売名が市議選での知名度に影響したのかもしれない。

~お金はあるようだ!~

――都知事選お疲れさまでした。さて、今回は「歌手(ラッパー)」として出馬していましたが、普段はどんな仕事を?

西本誠:銀座のクラブですね。もともとは自分の店をやってたんですけど、失敗してその後は他の店で雇われ社長に。自分の連れてきたキャスト達の売り上げがあるんで、出勤しなくても月120万円くらい固定で入ってきました。今はコロナで状況が変わって月15万円くらいですけどね。

都知事選での選挙運動時にはベンツを選挙カーにしているし、ウグイス嬢も雇っていたようだし、お金はあるようですね。

でも自分が連れてきたホストの売り上げを搾取しているってことなのかなぁ?一般労働者派遣事業に該当しないのだろうか?という疑問が浮かぶ。

~目立てば田舎の議員に!!~

選挙戦で訴えを繰り広げることの面白さにのめり込み、親族や親友が住んでいた埼玉県戸田市で市議選が行われることを知り、2020年秋頃から地固めを始めた

都知事選では僥倖ともいえる得票数に本人も驚き、”都知事は無理でも田舎の市会議員くらいなら”という思惑があったのかもしれない。思い通りの結果となったといえるだろう。

確かに既存の政党が街頭演説しているのを聞いても全く面白くもなく、ほとんどがステレオタイプの演説で、面白いから聞いてみようといったものはない。

それよりもフワちゃんのような女の子が街角でマイクを持って演説していたら、ちょっと聞いてみようと、興味を引くだろう。

西本氏も黒いベンツに乗って、金髪ヘアに真っ白い特攻服といういで立ちで選挙運動を行った。

誰もが何なんだ?ちょっと見てみようと思うだろう。

”西本誠”ではなく、”スーパークレイジー君”と言う名前で立候補し、市選挙管理委員会もそれを認め、ポスターにもその名前を使えば、目を引くことは当たり前だろう。

こんなことを許していたら、地方の田舎での選挙は、「目立つために何ができるか」ということを考えれば選挙に当選できると考えて変り者がドンドン選挙に出てこないか心配になる。

スーパークレイジー君という名前で今後も活動するらしいが、名前の通りにならないことを祈る!

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