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高須克弥院長の会見!愛知県知事のリコールで不正な署名はなぜ?妨害の方法?

~少なすぎる署名数?!~

やっと高須克弥委員長(76)が声を上げた。「これから攻勢をかけます」と。

2019年、愛知トリエンナーレ「表現の不自由展」で昭和天皇の写真に火を付ける動画や慰安婦を象徴する少女像を展示して日本国を貶めるような展覧会を開催し、税金から補助を与えた大村秀章愛知県知事を辞職させるため高須委員長が「お辞め下さい大村愛知県知事愛知100万人リコールの会」会長を務めて始まったリコール運動。

愛知県の有権者数は613万人で、リコール成立のためには約87万人の署名が必要だということだった。

リコールの会による名古屋市内での街宣などは盛り上がり、かなりの数が集まるだろうと予測していたが、結果は43万人分の署名しか集まらなかったと知った。

驚いた。有権者数の10分の1にも満たない数だった。何があったのか不思議に思っていた。

~正当な署名がたった7万人?!~

県選挙管理委員会は署名に不正があったとの情報があったとして調査した結果、署名の83%の36万人分が無効とみられると判断し、刑事告訴も視野に入れているという。

えーッ!ということは正当な署名数は7万人分しか集まらなかったということか。あり得ないと思った。何かがおかしいと誰もが感じたはずだ。

 

愛知県全戸に配布中!!

「一人で良いので、愛知県のお知り合いを紹介してください!!」

受任者に成るとリコールに賛同できる署名用紙が、8月以降に送られてきます。一人で書くも良し、ご家族でそれぞれ記入するも良しの、十名ほど記入できる署名用紙を準備中でございます。

署名を集めるためには、まずは受任者になってください。実際の署名書は8月以降にお送り致します。

 

受任者とは「法律行為などの事務処理の委託を受ける者」のことで、「私が委任を受けて署名を集めます」と立候補した者ということです。

真にリコール運動に賛同して受任者になった者もいたでしょう。

私が受任者となって署名用紙を受け取り、家族や友人、知人に署名をお願いすることができるわけだから100万人位の署名は集まるだろうと思っていた。

ネット上でも”大村知事リコールに賛成の声”はある程度大きかった。

ところが正当な署名はたった7万人程度だった。あり得ない。何かウラがあるはずだと思う。

~離間の計!!~

高須院長は「リコールに協力して下さったボランティアのリーダーの方々と今まで話し合いました。病み上がりの僕はすごく疲れましたが実りも大きかったです。送り込まれた工作員の離間の計の全貌がわかり、沢山の誤解が解けました。そのうち全ての謎が解明します。これから攻勢をかけます」と投稿した。

7日の高須院長のtweetに関するニュース。

高須院長は、「送り込まれた工作員の離間の計が分ったと」断言している。”離間の計”とは対象の仲を裂くことで状況を打破する戦術をいうらしい。

リコール反対派が高須院長らのリコール運動のボランティアとして入り込み、運動を妨害したというのだろううか?

昨年9月、高須院長は事務局に盗聴器が仕掛けられていたことも公表している。

~この関係者は何者?!~

リコール推進団体のある関係者は、署名を各地の選管に提出した昨年十一月四日朝、スタッフの一人から「内密に手伝ってほしい」とメールで頼まれ、他の数十人と一緒に名古屋市内のホテルに集められた。そこで「署名に必要な指印がないものはまとめて押す」と言う人や、ホテルを出た後で数十人分の指印を一人で押す人がいた。

この関係者によると、同一筆跡とみられる署名が多数あり、番地の近い住所が立て続けに書かれていたり、転居した知人の住所が古いままだったりと、不自然な署名が目立った。

これは東京新聞の記事を引用した。

この証言をした関係者は結局、不正を手伝ったのだろうか?何者だろうか?なぜこんな暴露をしたのだろうか?色々と疑問が浮かぶ。

この関係者は真にリコール運動を推進しようとした人なのだろうか?だとしたら、不正を手伝うはずはないだろう。

同一人の指印を多数押せば不正であることは簡単にバレるであろうことは予見できるはず。

また同一筆跡の署名が多数あればこれも同様である。

高須院長は、「活動を妨害するため、わざと問題になる署名を書いた人がいるかもしれない」と言っている。

リコール推進団体関係者が署名数を増やすために一人でいくつもの署名をしたり、指印を押したりするということは考えられない。

そして選挙管理委員会に「不正がある」と情報を流した輩がいたのである。

このリコール運動には日本共産党を始めとする市民団体が反対運動を展開していた。また愛知トリエンナーレ実行委員会やそれを応援する反日分子も多くいた。

推進派を自称してリコール推進団体に入り込み、あえて不正をしてリコール署名自体が違法に収集されたものであることを選管に情報提供して調査させる。これは簡単なことだ。

メールでホテルに集められ目の前で不正行為をされたら、その時点で止めるだろうし、推進団体幹部に伝えるだろう。

ということは集められた人たちはひょっとすると”離間の計”を図った奴らか?

~議員の名前を使うはずない!~

不正署名をされた中には矢冨市議5人の名前もあって、市議らは告訴したとの報道。

告訴したのは大原功氏ら5市議。代理人弁護士によると、署名に不正疑惑が持ち上がり、1月に同じ会派の8人が市選挙管理委員会に個人情報開示請求したところ、署名と母印がある文書が5人に開示されたという。

5人は署名しておらず、偽造された疑いがあるとして私文書偽造や地方自治法違反などの疑いで訴えている。5人は告訴状で「民主主義の崩壊を招きかねない重大犯罪だ」としている。

推進団体の者が署名数を増やすために適当に名前を書いたとして、市会議員の名前を書くだろうか?

市会議員だけでなく愛知県議会議員の名前も勝手に書かれていたという。

バレないように不正な署名を書くのであれば有名人でない一般県民の名前を書くはずである。

市会議員や県会議員の名前を勝手に書いたのであれば、”不正がすぐにバレるように”仕組んだ奴がいるとしか考えられない。高須院長の言う通りだろう。

~廃棄?隠匿?!~

誰かの名前と住所を借りて、受任者として手を上げ、十人分の署名ができる署名用紙を受け取り、一人で適当に名前を書いて送り返す。

こんなことは簡単にできる。これを多数の人がやれば…。

そうでなければ8割という数の不正署名の説明はつかないだろう。

ただ問題は、正当な署名がたったの7万人分程度しか集まらなかったことだ。613万人分の7万人分。あり得ない数字だ。

何者かが集まった署名を廃棄又は隠匿したのではないかという疑いを持ってしまうのだが、そんなことができるのだろうか?

高須委員長が「そのうち全ての謎が解明します」と言った。自信を持っているようだから期待したい。

愛知県選管には被疑者不詳のままで告発を急いで欲しい!

妨害行為によるリコール運動の結果だった場合、再度のリコール運動はあるのだろうか?

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