事件

福岡県警の不祥事!元警部補の於保貴昭が交通違反でウソ!虚偽図面で有罪!

~度々ある不正な交通取締り!~

全国の警察官は、交通事故を少しでも減らすために日夜、交通取締りを行っている。

交通違反で捕まったら腹が立つが、違反をしたのなら切符を切られても仕方がない。

もう二度と交通違反をしないと誓う。

警察官が交通取締りをしなければ、誰も道路交通法を守らなくなる。

信号無視や速度超過はやりたい放題。

一旦停止なんて止まる奴はいなくなる。

そうなれば交通事故は激増するだろうし安心して車の運転はできなくなる。

しかし、警察官が交通違反をでっち上げるためにウソの書類を作っていたとすれば許せない。

北海道警でも速度違反の測定結果を偽造し続けた不祥事もあったし、警察官の不祥事が度々報道される。

~また於保被告??~

交通違反取り締まりの際に偽った書類を作ったなどとして、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた福岡県警元警部補、於保貴昭被告(58)の判決が19日、福岡地裁であった。岡本康博裁判長は「警察活動全般に対する国民や県民の信頼が損なわれた」として、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。

判決によると、於保被告は柳川署地域課で勤務していた2021年8月~23年2月、実際は交通違反を直接確認していないのに、現認したように偽った書類を8通作成した。

於保被告?

前にも福岡県警で於保被告の不祥事があったなぁ。

於保って苗字は珍しいが、同一人物ではないはず。

於保って苗字は佐賀県や福岡県に多いそうだ、どうでもいいけど。

 

~スゴい数、誰も気づかなかった?!~

於保被告は昨年7月、停職6か月の懲戒処分となり、依願退職した。県警は調査の結果、於保被告が15年以降に取り締まった交通違反約2600件のうち約1600件が虚偽の可能性があると判断。行政処分を取り消し、反則金や講習参加費を返す対応を行った。

58歳って後2年で2000万円を超える退職金がもらえたのに。

依願退職だからもらえるのかとも思ったが、退職金は支払われないそうだ。

行政処分の取り消しや反則金の還付など大変な労力を要するだろうがそれをやらされる警察官もたまったもんじゃない。

15年以降で1600件。

もっと昔からやっていたんだろうからすごい数になると思うが、それによって免許停止されたり取り消されたりした人がいたかもしれない。

それを考えるとどれだけの人が不利益を被ったのか計り知れない。

これだけの不正をやっていて誰も気づかなかったのだろうか?そこが問題だ。

今回発覚したのは仲間がチクったのだろうが、これまで誰もチクらなかったのがおかしい。

~交通違反の検挙数で評価はダメ!~

於保被告は、裁判で

「多くの違反を検挙して仕事ができると思われたかった」

「部署の異動で給料が減ったのをきっかけに、実績を上げるとおこづかいとして1000円をもらえる約束をしたことや、ボーナスにあたる期末手当の増額を見込んでうその図面を作成した」

などと話したそうだ。

たった1000円のおこづかいで?

子供か?どんな奥さんだよ!

交通違反をたくさん検挙することで仕事ができると思われるし、給料が上がったりするんだなぁ。

それはダメだよな。

評価や給料を上げるために頑張ることは当然だが、交通違反の検挙で評価が変わるとなれば、無理をして検挙してやろうと思う警察官が増えるのも当然だ。

交通違反の検挙数が少ないと上司に叱られて、もっと検挙するように指導されるらしい。

交通違反の検挙数が勤務評価に影響を与えるということがこんな不祥事を繰り返している原因だと思う。

警察官による交通取締りが必要なのは分かるが、検挙数の多い少ないで警察官の勤務成績を評価することはあってはならない。

そんなことをしているから全国的にこんな不祥事が後を絶たないのだ。

警察組織もこのような不祥事をどうやったらなくせるかとということを真剣に考えるべきだ。

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